年頭の辞 令和3年

謹賀新年 皇紀2681年(令和3年)

日本人として産れたことに誇りを抱き、祖先の遺してくれた誠の力を信じて生きていける人を一人でも多く世に出していきたいと祈念いたします。

清らかであることが日本人の伝統です。いかなる禍に見舞われようとも素に還れば乗り越えていけると確信しています。我々には神道に連なる武士道があります。武士道の結晶が合氣道そしてその核たる武産合氣です。

日本でなければ武士道も産れなかった、武士道は宗教でも法でもなく、ましてや他を貶めるもの、術でもありません。武士道は日本そのものであり日本人の心の在り方に外なりません。常に国民の弥栄をお祈りしてくださる天皇が居られることで日本人の心は鎮まり前を見て進んでいく自信になります。国難も祖先より受け継ぐ誠と和の力で克服できます。日本人であることに誇りをそして慈愛の精神を忘れないでほしい。

弥栄あれ日本国臣民 皇紀2681年 令和3年 元旦

惟神合氣道 武産合氣會